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カメラレンズの尻を切る

一つ前の記事「8月も終わり」ですが、サンマの写真を撮ったカメラとレンズの組合せについて、キヤノンのデジタル一眼レフとレンズについて少し詳しい人なら間違いじゃあないかと思うかも知れません。

EF-Sというレンズは、キヤノンのAPS-Cサイズと呼ばれる35ミリフルサイズよりも一回り小さいサイズの撮像素子を持つカメラ用に最適設計されたものですが、EOS20D以降のボディでないと取り付けが出来ないようになっています。EOS Kissデジタルシリーズにも取り付けが可能ですが、EOS10Dではそのままではミラーがレンズ鏡筒の後に当たるために取り付けが出来ません。


EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USMです。EOS20Dとの格安レンズキットで発売されていた、とてもお安いレンズです。もしかしたらEOS Kiss デジタルの方かもしれません。先日、20年来使ってきたEF35-70mm F3.5-4.5のズーム機構が壊れてしまって、軽い散歩用レンズが無くなってしまっていたのでした。中古なんですけど、可愛そうなぐらいの値段でした。完動品です。ジャンクではありません。しかし、ジャンク棚にあったAi-S Nikkor 35mm のカビ玉の方が2倍の値段でした。


レンズマウントの側です。レンズの後が出っ張っています。間違って非対応のボディに付けようとしたときに相手を傷つけないように、ゴムのリングが付いています。灰色の部分がゴムリングです。先日、ネットオークションの出品を眺めていたら「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM EOS10D対応改造品」という出品がありました。この出っ張りの部分を切り取ってしまうと、このレンズはEOS10Dで使えるというのです。その改造をしたレンズをオークションで売っていたのです。写真を見ると、ただ切っただけで中の基板などが丸見えの状態でした。確かに、通常のEFレンズとマウントそのものは完全互換、電気接点も共通ですから、レンズの後とカメラのミラーなどが干渉しなければ動作するはずです。


取りあえずマウント部分を外してみました。マウントもエンプラ(エンジニアリングプラスチック)で一体成形されていました。コスト削減のためでしょう。この段階で、一つ思いつきました。壊れたEF 35-70mm F3.5-4.5のマウントを移植すれば、すぐに使えるようになるだろうと思ったのです。しかし、そうは問屋が卸しませんでした。マウントの止め穴の位置を微妙に変えてあって、4カ所のうちレンズの中央を通る直線上の2カ所しかネジ止めできません。


渋谷東急ハンズで買った薄い鋸刃で慎重に切りました。どうせやるなら、基板剥き出しではなくちゃんとした形にしたいと思ったからです。レンズの後玉が入る部分は、反射防止のギザギザが付いた円筒になっています。周辺の筒部分だけを切って行きました。


マウント側を、普通のEFマウントと同じ高さになるようにヤスリで削って成形します。上の写真と左右が逆になっています。右側が、レンズ後玉が入る円筒部分です。マウント部分の内径を削って右の部品がピッタリと入るように広げます。


ほぼ完成形です。マウント面で、つら位置になるようにはめ合わせて接着したあとです。接着材として、ハンズで調達したプラリペアを使って裏面から接着しています。内側に嵌め込んだ部品の円筒部分を1ミリほど削らないと、レンズの後玉が下がったときに、干渉して下がりきれませんので、その分は削り落とす必要があります。



完成後のレンズの後面です。後玉が少しでっぱりますが、EOS10Dでも使用は問題ありません。これで、EOS10DとEOS20Dで、このレンズを共通に使うことが出来るので、2台体制での撮影行の際に便利になりました。



EOS10DとEF-S 18-55mm F3.5-5.6 USMで撮った最初の一枚は、作業終了直後の机の上でした。EF-Sレンズの尻を切るというこの手法、ネットで調べてみたら、同じ18-55mm USMの?、?、?のバージョン、手振れ補正付きの18-55mm、17-85mm IS付き、さらには、EF-S 55-250mm ISでも改造工事をしている人がいるようです。18-85mmでは、ノコで切るなどという力業は必要ないようで、指を突っ込んでプラ部品の勘合を外すと問題の部品が、マウント部から外れるので取りあえずはそれで行けるようです。先駆的チャレンジャーの皆様に感謝です。出来心で、35ミリ版フィルムカメラであるEOS630に付けてみました。焦点距離24ミリぐらいまでは大丈夫ですが、それよりも短焦点側では、ミラー動作時に後玉にミラーが接触します。

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  1. 2008/08/31(日) 23:18:55|
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8月も終わり


秋刀魚
EOS10D / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM

近くのスーパーに晩飯の材料を買いに行きました。このスーパーでは、土日に冷凍サンマをよく売っているのですが、今日は、冷凍ではなく生サンマが並んでいました。水揚げ港は、道東・釧路と表示。くちばしの黄色が鮮度を示すのです。生食(刺身)も可能な状態でした。保冷物流技術と輸送速度の勝利でしょうが、そのために相当なエネルギーを消費していると思います。子供の頃、育った街は同じ北海道ですが日本海側の港町です。その頃は、サンマやイワシの刺身など、食べた記憶がありません。当時の保冷輸送技術では、生食可能な鮮度で釧路から輸送できなかったのでは無いかと思います。

サンマを、まともに焼いて食おうとすると、このねぐらでは大変なことになります。ねぐらのキッチンに付いている火災報知器が鳴ってしまうのです。キッチンの設備も、お湯を沸かしてカップ麺でも作る程度で、そもそも魚を焼くなどということは、設計側の想定外としか思えません。カセットコンロを使って、魚焼き器でというのも試しましたが、なんとかなるのは、塩さばとかアジの干物ぐらいです。脂の乗ったサンマは、完全にアウトです。煙が火災報知器を鳴らしてしまいます。家庭用報知器なので、外部に警報がでるということが無いのが救いですが、最初に「ピー~~」と電子音が響いたときには、何が鳴っているのか解りませんでした。

それはそうと、季節は進み、もう8月も終わり、生秋刀魚の季節になったのですね。いつの間にか、夜になると虫の声も聞こえてきます。。。。。

あ、、、どうやってサンマを焼くのか書く前に、投稿してしまうところでした。
頭を落とし、ワタを取って半分に切ってから軽く塩を振ってからフライパンで焼きます。
フライパンにクッキングシートを敷いて、中火でじんわりと煙が出ないようにしながら焼きます。テフロンコートは傷みます。こういう無理をさせるには、少し厚めの鉄のフライパンが一番良いのですが、何処へ行ってもアルミでテフロンコートのものばかり売ってます。先日、高級デパートでまともなフライパンを見つけましたが、値段も高級で買えませんでした。中華鍋とフライパンは、鉄が良いと思うのですけど・・・


  1. 2008/08/31(日) 21:56:20|
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新宿~渋谷

2008年8月30日土曜日 渋谷に出かけた。


EOS20D / Pentax Super Takumar 35mm F3.5
散歩カメラも兼ねる。
持ったカメラは、EOS20D。レンズはペンタックスのSuper Takumar 35mm F3.5と、SMC Takumar 55mm F1.8の2本。なぜ、そういう選択をしたのか自分でも理由はよくわからない。久しぶりにMFレンズで散歩カメラをしたいと思ったのだが、定番のAi Nikkor 28mm F2.8Sではなかった。
ショルダーバックにレンズを入れて、カメラはISO400にして絞り優先AEモード。絞りは8に固定、ピントリングは距離指標5mにして、被写界深度に任せて焦点合わせを省略するという「写るんです」モード。



EOS20D / Super Takumar 35mm F3.5
取りあえず新宿にでました。コクーンという名前らしいこの曲線で構成されたビルも、もうすぐ完成のようです。



EOS20D / Super Takumar 35mm F3.5
交差点でタクシーに乗ろうとしていたガイジンさんですが、トランクにスーツケースなどを収めてましたが、男性の持っているビデオカメラに注目してしまいました。雰囲気は観光客なんですよね。一瞬だったので、今の時代にしては大型のビデオカメラだということしかわかりませんでした。固定焦点を活かしたノーファインダー撮影です。
新宿から、JR山手線に沿って歩きました。代々木駅前の中古カメラ屋さんを覗いてみました。前回行ったときには休みだったのですが、この日はやっていまし
た。外人さんが流ちょうな日本語でお店の人と会話をしながらオリンパス・トリップなど70年代の金属レンジファインダーカメラを選んでいました。なんで
も、中学生の娘さんが使うものを選んでいるのだそうです。



EOS20D / Super Takumar 35mm F3.5
店を出たら、雨が降り始めました。明治神宮の北参道を通って原宿駅方面へ出るつもりでしたが、余りの雨の激しさに予定変更。明治通りを歩いて、途中から原宿駅前に向かいましたが、これは失敗でした。休日の原宿駅周辺ですから、天気にかかわらず人が沢山で、思うようなペースで歩けません。なんとか原宿駅前を通過して、代々木体育館が見えてきたら、今度は代々木体育館方面からの人の流れに逆行する形になり、これまた思うようなペースで歩けません。なにやら、アイドルグループのコンサートか何かが代々木体育館で行われていて、終演時間と重なってしまったようです。
雨と人混みで思わぬこととなりました。



EOS20D / SMC Takumar 55mm F1.8
渋谷周辺も、これまた混雑をしていて、さっぱり歩行速度が上がりません。予定していた時間の1.5倍ぐらいかかってしまいました。田舎者ゆえ、人の多さで自分の思うようなペースで歩けないと、非常にイライラしてしまいます。
第一目的地は、ここです。
アウトドア用品のメーカ直営店ですが、カメラバッグとかカメラ用レインコートとかアウトドアメーカの視点で作られた写真用品がありまして興味があったのです。直ぐに買う予定はないのですが、ちょっと見ておこうかなと。



EOS20D / SMC Takumar 55mm F1.8
もう一つの目的地は、ここです。ちょうど、モンベルの向かい側ですので好都合でした。渋谷のハンズに足を踏み入れるのは、何年ぶりでしょうか。20年振りか、それ以上か・・・就職してすぐの頃は、横浜にいたため、休日は東横線で渋谷に出るというパターンが多かったので、ここにも良く来ましたね。



EOS20D / SMC Takumar 55mm F1.8
その昔、夜の渋谷センター街の雑踏で、後からいきなり肩をドンと叩かれてビックリして振り返ったら、高校の同級生が笑いながら立っていたことがありました。もう20年も前のことです。彼は、その後どうしているのか、全くわかりません。



EOS20D / SMC Takumar 55mm F1.8
土曜日の夕方、渋谷は天気に関係なく大混雑。上に向かって撮る。しかし、渋谷でこんなイベントやったら歩くことも出来なくなるのじゃないだろうか。




EOS20D / SMC Takumar 55mm F1.8
わざわざ、渋谷まで出かけた理由は、これです。プラリペアと言うプラスチック成形・接着剤です。ねぐら近くのホームセンターなどでは取り扱いがありません。ノコの刃も、企画している工作にちょうど良さそうだったので一緒に購入しました。


今日の教訓 東京都心を歩くには、普通に予測する歩行時間の1.5倍はかかるものと思え。
  1. 2008/08/30(土) 23:51:56|
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悩ましいこと

1.打合せ当事者が自分を除き、現場と現実を知らないで、見ないで発言が評論家的になること。
2.仕事環境が、物理的にも政治的にも不安定になっていること。
3.観音様が、新型電子画像記録写真機を売り出すと発表したこと。
4.観音様が、新型写真機と合わせて新型手振れ補正機能付き結像器を売り出すと発表したこと。
5.悩ましいことが増えると、がらくた写真機や結像器への興味が増すこと。
6.悩ましいことが増えると、お酒の消費量が増えること。



20080813 芽吹き
EOS20D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F5.6 (露出補正 -0.7EV 1/15秒) RAW現像 DPP3.2


1.困ったことです。
 現場で現実に起きていること、状況を現場で確認しないで「××はどうだ」とか「△▽すれば」とかは、現場で第一線に立つ当事者にとっては悩ましいことです。さらに、その発言が上の顔色を伺ってのものであったならば、悩ましさは数等倍増すことになります。
2.困ったことです。
 物理的に不安定な仕事環境って、文字通りに物理的に不安定で、信頼性ある・再現性ある計測実験環境が構築できていないということですね。原因は、まさしく物理的な問題と政治的な問題がありますけどね。政治的に不安定な仕事環境って、まあ、要するにメインの仕事場では第三者的立場にいる私にも、そこの人事や組織の影響がかぶってくるということでしょうかねぇ。加えて、会社は、このままこっちに居ないかと言い出す気配をチラリと感じる今日この頃ではあります。 ケリがついたら帰る。けりがつかなくても帰る。この会社の社員では無くなっても帰ると言えたらいいなと妄想するのです。 (LOTO6とかTOTO-BIGの1等キャリーオーバー付きが当たれば言えるでしょうか)
3.困ったことです。
 キヤノン社が、EOS50Dを発表しました。EOS20D使いの私としましては、20D→30Dの時には、全く興味を覚えず、30D→40Dの時には必要性を感じずでありましたが、50Dの内容は少しばかり興味を引くところがあります。
 といっても、画素数が1510万画素というのも拡張感度が6400とか12800とか言うのもあまり興味がありません。ライブビューも興味有りません。ライブビューなんて老眼が進んできたらメガネを老眼鏡に取り替えないと見えないじゃないですか。ファインダー像なら視度補正で遠方用メガネのまま、クリアな像を見ることができます。写真を撮るときには、被写体の発見と観察には肉眼を使うわけで、遠方用のメガネが必要(あ、私は中度の近視+やや強い乱視+初期老眼であります)。もうすぐ、コンパクトデジカメの液晶で撮影するには腕の長さが足りなくなると思ってます。
 遠近両用レンズのメガネは、使いにくいんですよ。写真撮るときには・・・ファインダー像を見るのに、メガネレンズの何処を通った視線かによって像がぼけるので、ピント位置の確認とか面倒です。
 話が横道ですね(道産子のある年齢層以上だと、オヤジギャグとして「話が横路孝弘」とか言っちゃいますね)。
 興味があるのは、高輝度側階調優先処理という機能と、レンズ周辺減光補正機能、高感度時ノイズリダクション機能です。
 もちろん、新画像処理エンジン Digic 4にも興味はありますが。
4.困ったことです。
 キヤノン社が、EF-S 18-200mm F3.5-5.6 ISを発表しました。
 画質云々はさておき、35mm換算で28mm-320mm相当をカバーする高倍率ズームで、しかも手振れ補正付きです。シグマ社やタムロン社が得意とする高倍率ズームですが、キヤノン社が手振れ補正を載せて純正化してきました。私は以前から、シグマ社がAPO 70-300mm F4-5.6 DG にシグマ社で言うOS、手振れ補正を搭載して実売4万円台なら絶対買いだと思ってます。
そんな時に、このレンズですからねぇ。ちょいと1本で気軽にという場面では、非常に使いでのあるレンズになりそうです。
 17-40mm F4L / 70-200mm F4Lの2本をメインに、単焦点の55mm F2.8マクロ(ニコン社 MFレンズ)と90mm F2.8マクロ(タムロン社272E)で接近戦を行い、時々28-70mm F2.8 (タムロン社A09)をサブボディに付けるという構成が大体のところです。
 ちょっと200mmでは望遠側に不足を感じる場面が多く、将来的には換算300mmぐらいまでカバーできれば良いなぁと思っていたのですけども・・・
 テレコンバータでカバーするにしても、1.4倍の純正あたりが限界かなとも思っていたのですけど、興味を惹かれるレンズが一本増えてしまいました。
5.困ったことです。
 仕事上の悩ましいことが増えると、ジャンク品のカメラとかレンズについつい興味が行ってしまいます。ネットオークションなんかを帰宅後に見ている自分がいます。
 カテゴリー「カメラ・レンズ」で絞り込み検索キーワード「ジャンク」とか「カビ」とかですかね。ジャンクカメラとレンズ・段ボール一箱などという出品に見入ってしまったりして・・・
 それで、週末とかに銀座・アキバ・代々木・新宿・池袋・中野などというツアーになるわけです。
6・困ったことです。
 晩飯のついでにビールもどきを飲んで、食器を片付けた後、焼酎の水割りとかロックなんかを飲みながらネットオークション徘徊をするわけです。
  1. 2008/08/28(木) 23:11:24|
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週末の買い物2

雨でした。
珍しく雨の音を聞きながら、朝寝しました。

夕方、傘をさして外に出ました。夕食の食材も、何か買わねばならなかったし、一日、外に出ずにネグラの部屋にこもっているのもストレスです。

ブックオフで、半額セールだったので買ってしまいました。



第1巻、第2巻、第3巻の原書ペーパーバックです。実は、第1巻は自宅に1冊持っています。それから、第6巻は、翻訳が出る前に読んで見たくてハードカバーを持ってます。しかし、どちらも挫折したままです。
今回は、どうなるでしょうか。ちなみに3冊で450円でした。
寝床で読むと、とても良い睡眠薬になってくれるかもしれません。





雨に濡れた線路が怪しげに光っていました。昨日、新宿駅で汽車旅に出たいなどと思った気持ちが残っていたのか、ついパチリとしてしまいました。
  1. 2008/08/24(日) 21:42:46|
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週末の買い物

午後から雨の予報ではありましたが、水曜日までは始発電車に乗って御岳山に登ってみようと思っていました。レンゲショウマが見頃であるというののです。曇りから小雨ならば、水滴とレンゲショウマの可憐な花という組合せを夢見てみました。
木曜日になって、土曜日は都心で人に合わねばならなくなりました。
予定変更して、掃除・洗濯・溜まったアイロンがけなどをして、午後に出かけて、新宿西口の中古カメラ屋さんをハシゴ・・・・・・そして、アキバでCFカードを物色しました。最近、4GBのカードを半日で一杯にしてしまい、2GBと1GBのどちらかをEOS10Dに入れてあると、残った一枚では心許ないという気がしていたのです。


最近、専門店では良く目にするシリコンパワー社の200倍速4GBが、2479円でした。同じメーカの300倍速の4GBだとお値段は倍でした。今使っている4GBは120倍速ですが、EOS20DでRAW記録、じっくり花撮りという撮影スタイルでは書き込みの遅さも気になりません。AEBでバースト3連写して、次の構図なりピント位置などを考えたりしているあいだに書き込みが終わってます。と、いうことで1枚買い求めました。ただ、サンディスクなどという一流メーカのものに比べたら、ノーブランド品に近い位置づけだろうと思いますので、相性問題とか初期不良とかというリスクはあります。それは、覚悟の上の遊びみたいなものです。
早速、RAWでカードフルになるまで試験撮影、書き込み読み出しの実験をしました。RAW+Jpeg-Sの同時期録モードで、411枚で一杯になりました。今までの4GBのカードと同じぐらいですので、容量的には大丈夫です。今回も、ギャンブルは成功したようです。

新宿駅で中央線を待っているあいだに、向かいのホームに山梨・長野方面への特急列車が停車していました。見ているうちに、なんだが無性に鉄道の旅をしたくなってしまいました。
  1. 2008/08/23(土) 22:48:06|
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2008年夏・北海道9(亜米利加鬼薊など)

夏期休業明けの最初の一週間が終わりました。
実験的な仕事ではなく、予算執行のための見積もり依頼や文献調査などデスクワークが続いたために、金曜日の今日は朝から肩こりと頭痛でした。



20080813 アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊)
EOS20D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F4.5 (1/400秒) RAW現像 DPP3.2
アザミの花ということは解っていたのですが、インターネットなどで花の写真を見比べていくと、どうも外来種のアメリカオニアザミのようです。樽前ガローの撮影場所の更に奥の林道に咲いていました。牧草の種などに混じってやってきたと言うことです。ヒラタアブ?がやって来ました。この花は、当たり前のように見慣れた花ですが、いつも紫色のアフロヘアの人の顔のように見えます。



20080813 ホザキシモツケ?
ISO400 絞り優先AE F4.5 (1/200秒) RAW現像 DPP3.4
たぶんホザキシモツケ(穂咲下野)ではなかろうかと思いますが・・・・・・撮影場所は、亜米利加鬼薊とほぼ同じ場所ですが、検索によると何やら絶滅危惧種だというのですが、林道の脇に極く普通に咲いていました。




  1. 2008/08/22(金) 22:59:07|
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HDR合成

時々、デジタル一眼レフ(正確には私の主力機のEOS20D)のラチチュードが狭いと書いてます。
ラチチュード(露出許容度)というのは、白飛びや黒つぶれを起こさずに明るいところから暗いところまで、どれだけの明るさの幅を再現できるかということです。これが広いと明暗差のある被写体を上手に再現できることになります。
リバーサルフィルムだと明るいところから暗いところまで、5EVぐらいが目安でしょうか。デジタル一眼レフだと、それよりも更に上下に0.5EVぐらい狭いと思っていないと失敗する感じを持っています。フィルムだと真っ白や真っ黒まで徐々に変化していくのに対して、デジタルでは限界を超えた瞬間に白飛び・黒つぶれになるのでそう言う印象になるのかも知れません。
EVというのは明るさの単位と思えば取りあえずは良いのではと思います(不正確なのは承知してますので、突っ込まないで下さいね)。
1EV違うとシャッター速度でも、絞り値でも1段の差になります。1段というのは、カメラの設定ダイヤル1クリック分ではありません。念のため・・・今時のたいていの一眼レフは0.3段刻みか0.5段刻みになっていると思います。
シャッターだと、1、1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60、1/125・・・の刻みが1段。
絞りだと、F1、1.4、2、2.8、4、5.6、8、11、16・・・という刻みが1段です。

話が横道にそれてしまいました。
明暗差のある被写体で、暗い方に重点を置いた露出にすると明るい方が飛んでしまう。明るい方に重点を置いた露出にすると暗い方が潰れてしまうということで、肉眼で見えるような感じにはなかなかなりません。逆にそれを逆手にとって、花撮影などの時に、暗めの背景を選んで背景を暗めに落としてしまって花を強調することもやる訳ですが。
デジタルの場合、露出を変えた複数枚の写真から黒つぶれしていない暗部、白飛びしていない明部のデータをソフトウエア上で合成してラチチュードを広げた写真を得るという方法があります。
HDR合成と言います。High Dynamic Rangeの略だそうです。

Photomatrix Pro 3と言うHDR合成ソフトの試用版を試して見ました。都市の夜景などで独特の表現になるので、そう言う作例が多いようです。明暗差で空が飛び気味の樽前ガローでの写真を元に、自然風景でどんな案配になるかを見てみました。

合成の元になった3枚です。


ISO200 F8 0.6秒 RAW現像 DPP3.4 現像時-0.7EV補正


ISO200 F8 1秒 RAW現像 DPP3.4


ISO200 F8 1.6秒 RAW現像 DPP3.4 現像時+0.3EV補正


これらは縮小してJpegにしてありますが、実際は、RAWデータから16bit Tiffにした画像を使っています。

次に、Photomatrix Pro3がHDR合成してトーン調整をした後の画像です。これと最後の画像は、約200万画素相当の大きめの画像にリンクを張っています。



暗い岩肌が潰れず、背景の空からの透過光と木の葉が飛ばずという画像になっています。

もう少し微調整をしたかったので、Photomatrix Pro3のデータを16bit Tiffで保存して、Digtal Photo Professional3.4で調整、Jpeg化してみました。



3枚の画像を合成していますので、水の流れの部分は描写が少しおかしくなっているようですが、HDR合成したデータを16bit Tiffファイルにして、Digital Photo ProfessionalなどのTiffファイルを扱える画像処理ソフトで再度調整するという方法に可能性を感じました。

よく見ると合成元の1枚目と2枚目、3枚目の画角が違ってますね。合成時のオプションで位置ずれの補正を行っているので、合成画像には一見して解る破綻が無かったのかもしれません。よく見ると、渓流の奥の方とかの繋ぎが不自然なところがあります。それでもここまでの絵になるので、最初から意図して露出違いの写真を撮っていたらもっと良い結果だろうかと思ってしまいます。

秋には、キヤノンがEOS5DとEOS40Dの後継機種を発表するという噂がデジカメ関係のニュースサイトで流れてきました。最近のデジタル一眼レフでは、ラチチュードも改善されているようですね。同じ画素数でも撮像素子が大きくなると、画素サイズのゆとり故かラチチュードは広がるようです。階調豊かな表現が可能などと、フルサイズ機の宣伝文句になるわけですね。フィルムを変えることで色々な条件が変わった時代とは異なり、デジタル一眼では抜本的変更にはボディそのものを変える必要があるのは困ったものです。


  1. 2008/08/21(木) 22:44:09|
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2008年夏・北海道8(ツリガネニンジン)

2008年8月13日 樽前山南麓の林道を歩いていると青紫の花を見つけました。リンドウとかキキョウ、ホタルブクロに似た花の形ですが、調べてみたらツリガネニンジンだそうです。チューリップハットのような形の花でした。



20080813 ツリガネニンジン(釣鐘人参)
EOS20D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F4.5 (1/400秒) RAW現像 DPP3.4




20080813 ツリガネニンジン(釣鐘人参)
EOS20D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F4.5 (1/1600秒) RAW現像 DPP3.4

ツリガネは、花の形から「ツリガネ」で、ニンジンは根の形から「人参」だそうで、人参は人参でも朝鮮人参だそうです。山野草の花は栽培種とは違った美しさがありますが、名前の解るものの方が少ないですね。
羽田空港から移動するJR東日本の電車のドアの上にある液晶画面で、レンゲショウマの花を紹介していました。機会を作って撮りに行きたいと思います。


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  1. 2008/08/18(月) 23:12:15|
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2008年夏・北海道7(キツリフネ)

夏休み一時帰宅の北海道での撮影、もう少しだけ続きます。こちらで新しいネタが仕込めるまでかもしれませんが・・・・・・・
8月13日に訪れた樽前ガローの近くや川辺には、苔以外にも花が咲いていました。今日は、キツリフネ(黄釣船)をご紹介します。



20080813 キツリフネ
EOS20D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F3.5 (1/100秒) RAW現像 DPP3.4




20080813 来訪者
EOS20D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F8 (1/30秒) RAW現像 DPP3.4


岩と川と水の自然美、樽前ガローの崖下に降りる斜面に咲いていました。水滴・雫を背景にしたキツリフネの花が濡れていました。今年は、キツリフネには2度出会いましたが、赤紫と白の色合いがきれいなツリフネソウには出会っていません。

明日から仕事です。数時間は、何を何処までやっていて次はどうするのかを思い出し把握するのに費やしてしまいそうです。いわゆる休み明けのリハビリというやつです。
  1. 2008/08/17(日) 23:59:03|
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2008年夏・北海道6(睡蓮)

2008年夏休みの一時帰宅中、お友達と巡った早来~千歳市泉郷~東千歳~長都~釜加というあたりの夏の記憶の続き。いつもの通り、画像クリックで200万画素相当の絵が別窓で開きます。

20080810 スポットライト
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F5.6(露出補正 -0.7EV 1/1000秒) RAW現像 DPP3.2 スタンダード
6月7月の低温?で、蓮の花は生育が遅れていて堅いつぼみでした。これは、千歳市の某所、麦畑の脇のため池に咲いていた白花睡蓮です。前の記事で、この撮影行には長靴と同時に新兵器・釣り竿を持参したと書きました。折り重なった葉の下に微かに見える白い花。スルリと延ばした釣り竿で葉っぱを一寸めくってみたら、こんなに清楚な花が人知れず咲いていました。

20080810 朽ちる
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F5.6(1/100秒) RAW現像 DPP3.2スタンダード
今日、単身赴任先のネグラに戻ってきました。再び、単身赴任の無聊を慰める写真と駄文になると思いますが、ご容赦願います。
  1. 2008/08/16(土) 23:59:41|
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2008年夏・北海道5(樽前ガロー)

2008年8月13日 早起きをして、樽前ガローへ行きました。未来さんのブログで紹介されていて、今年の夏休みの帰宅中にぜひとも訪れてみたかったところです。本当は、昨日行くつもりだったのですが、午前2時過ぎまでかかって本を読みきってしまったので、流石に4時・5時には起きることができませんでした。

ガローというのは、東北地方の方言で「崖の間を川が流れるところ」という意味だそうです。家族に「樽前ガローまで行く」、友人に「樽前ガローに行きたいと思う」と言ったら、「画廊?」と言われました。樽前山の南麓・噴火火山灰の台地を樽前川が侵食して、切り立った5m以上の崖が形作られ、苔が表面を覆っています。

とりあえず30枚ほど選択して、RAW現像した中から4枚を載せます。例によって画像クリックすると約200万画素相当の写真が別窓で開きます。




20080813 樽前ガロー
EOS20D / EF 17-40mm F4L USM / PLフィルタ
ISO200 絞り優先AE F8 (0.6秒) RAW現像 DPP 3.2 風景




20080813 白霧遠望
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F8 (露出補正 -1EV 1/4秒) RAW現像 DPP3.2 風景




20080813 渓流
EOS20D / EF 17-40mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 マニュアル露出 0.6秒 F8 RAW現像 DPP3.2 スタンダード




20080813 ガロー俯瞰
EOS20D / EF 17-40mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F8 (露出補正-0.7EV 2秒) RAW現像 DPP3.2 風景


初めての場所で、ロケハンもしていなかったので、撮影に適するポイントを見つけるまでにずいぶんと時間を使ってしまいました。樽前ガロー最上流部の人口の滝の方まで行ったりしました。載せた写真は、シャッター速度が1秒前後ですが、最初の頃の写真は20秒とか30秒の露出時間になっています。肉眼で見るよりも光量が少ないうえに、PLフィルタを装着し絞りは絞り込むということで、長い露出時間が必要になりました。
今日は、曇り空でした。夏の苫小牧地方特有の曇りだったのかもしれません。それで、正午に近くなっても光が全体に回ってくれて良かったと思います。最後の写真を撮っているときには、ここでも小雨が欲しいと思っていました。きっと崖から崩れ落ちた大岩の苔が、雨ならば妖しく光ってくれると思います。


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  1. 2008/08/13(水) 20:44:58|
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2008年夏・北海道4(ハス・泉郷)

2008年の夏の記憶、8月10日の千歳市泉郷のハスの花ですが、今年は生育が遅れていて花がほとんど開いていませんでした。気の早い数輪が開き、散ったあとに続く花が少なくて、固いつぼみのままです。同行の友人が農園の方に聞いたところ6月末から7月に気温が低かったとのことで、このぶんだと見ごろは9月に入ってからではないかということでした。
今日も、最後の写真を除いて、画像クリックで約200万画素相当の絵が別窓で開きます。



20080810 晴天好日
EOS20D / EF 17-40mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F11 (1/500秒) RAW現像 DPP3.2 スタンダード

花が少ないのと、単身赴任先の東京でこれでもかとハスばかり撮っていたので、少し変わったアングルを探していました。この日は、爽やかな風の吹く青空。風向きの関係で新千歳空港に着陸する飛行機が、内陸、長沼町の上空でUターンして頭上を降下していくルートになっていました。広角で花に寄って絞り込んでも、さすがに花と飛行機に焦点が来ませんでした。持参の長靴が役に立った一枚です。手持ちで身体を池に乗り出して、つま先は水の中。短靴では靴下が水浸しとなる状況でした。撮像素子のゴミは、見えないことにしてください。




20080810 ちょっと演出
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM + 中間リング25mm / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F5.6 (1/250秒) RAW現像 DPP3.2 スタンダード

三脚をすえて諸々調整中のところに、友人がやってきて「ちょっとわざとらしい感じだな」と言いました。そのとおり。ハスの葉の上の水は、朝露の集まった自然のものですが、底に土ぼこりが溜まっていて汚い感じがしたので、水面に落ちていた花びらを載せています。PLフィルタで葉と水の反射を抑えて、水に映る紅色を移しこむという意図です。既に日が高くなっていて、影が強烈に出ていたので新兵器・新型拡散板を使って影を弱めました。
新兵器・新型拡散板・・・・・・100円ショップで売っていたキャンプ用のまな板です。乳白色でペラペラでB4版サイズぐらい。背負い式カメラバッグのポケットに入るぎりぎりの大きさでした。



20080810 色はにほへと 散りぬるを
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM + 中間リング25mm / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F5.6 (露出補正 -0.7EV 1/1250秒) RAW現像 DPP3.2 スタンダード

葉の上に落ちた花びらの上に、花びらを全て落とした花芯が影を落としていました。こちらは偶然の姿です。花芯と花びらは別の花ですが、花の命の移り変わりを太陽が演出してくれたように思います。




20080810 飛翔
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F5.6 (露出補正 -0.7EV 1/2000秒) RAW現像 DPP3.2 スタンダード

咲いていた花は、盛りを過ぎているところでした。ここの花は、花弁の色が濃いのと花びらの数が多いのが特徴のようです。ミツバチが花粉と蜜を求めて飛んでいました。飛行機と同じように身体を傾けて旋回していくのですね。空中に静止するのは、飛行機にはできませんね。ヘリコプターが真似をするのがやっとです。




20080810 飛翔2
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM + Kenko Teleplus MC7 ×2 / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AF F5.6 (1/200秒) Jpeg記録 縮小リサイズ DPP3.2

前にも書きましたが、この日は航空自衛隊千歳基地の航空祭で、午後にブルーインパルスが展示飛行をしていました。風景撮りのPLフィルタもつけっぱなしで追ったブルーインパルスの一枚です。ミツバチのバンク飛行に重なってしまいました。

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  1. 2008/08/12(火) 20:35:17|
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2008年夏・北海道3(ハス・鶴の湯温泉)

2008年8月10日  早来の鶴の湯温泉です。ハスの花はほとんど見えません。去年に比べて葉の立ち上がりも低いようです。



20080810 鶴の湯温泉 蓮池の風景
EOS20D / EF 17-40mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F8 (露出補正-0.7EV 1/800秒) RAW現像 DPP3.2 風景


去年、スイレンを見つけた場所にスイレンが顔をだしていました。ハスは、花や葉が水面から立ち上がってきますが、スイレンは水面すれすれに顔を出します。

20080810 鶴の湯温泉 スイレン
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM + Kenko Teleplus MC7 ×2 / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F4 (露出補正-0.7EV 1/320秒) RAW現像 DPP3.2 スタンダード


花がないので、葉を撮りました。

20080810 鶴の湯温泉 ハスの葉
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F5.6(露出補正 -0.7EV 1/1250秒) RAW現像 DPP3.2 風景


ハスの花がないので、スギナを撮りました。

20080810 鶴の湯温泉の雫
EOS20D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F4(1/250秒) RAW現像 DPP3.2 スタンダード


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  1. 2008/08/12(火) 10:54:34|
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2008年夏・北海道2(麦わらロール)

青空の下の蕎麦の花と並んで、これも夏の北海道の田園風景の定番でしょうか。青空の下の麦わらロールです。難しくいうと麦稈(ばっかん)ロールというそうです。牧草ロールと言っていましたが、牧草ロールは飼料用の牧草を貯蔵のためにロール化したもので、似て非なるものだそうです。
今日も、最後の一枚を除いて画像をクリックすると約200万画素相当の画像が別窓で開きます。



20080810 麦わらロールのある風景
EOS20D / EF 17-40mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F8 (露出補正-0.3EV 1/250秒) RAW現像 DPP3.2 スタンダード




20080810 第2の収穫
EOS20D / EF 17-40mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F8 (1/500秒) RAW現像 DPP3.2 風景

ここは麦畑です。夏になり麦の穂が黄金色に色づき風になびく姿は美しいものです。コンバインが麦の穂を刈り取ったあとの茎と葉をまとめてロールにします。ロールにされた麦わらは、牧場に運ばれて牛舎の敷き藁などになるそうです。そして、牛の排泄物と一緒に醗酵されて堆肥となり再び畑に戻って来て作物の一部となって命を繋ぐのでしょう。




20080810 積み込み作業1
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM + Kenko Telepuls MC7 ×2 / PLフィルタ
ISO800 絞り優先AE F5.6 (1/1250秒) Jpeg記録 レタッチ・画素数変換 DPP3.2

写真を撮っていたら、大型トラックがやってきて麦わらロールの積み込み作業が始まりました。トラクターの先のフォークでロールを一つ突き刺して運び、二つを綺麗にならべます。



20080810 積み込み作業2
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM / PLフィルタ
ISO800 絞り優先AE F5.6 (1/2000秒) Jpeg記録 レタッチ・画素数変換 DPP3.2

並べたロールに、いったんバックしてフォークの狙いを定めて「ぐさっ」・・・見事に2つ同時に運んで行きます。



20080810 積み込み作業3
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM / PLフィルタ
ISO800 絞り優先AE F5.6 (1/1250秒) Jpeg記録 レタッチ・画素数変換 DPP3.2

そして、大型トラックに2段重ねで積み込んで行きます。麦わらロールも、少し放置されていると雨風で黒く変色して美しくなくなるのですが、ここのはまとめられてから、そんなに日がたっていないようでした。畑に置かれているロールは見慣れたものですが、積み込み作業は初めてみました。

最後の写真は、ブルーインパルスの曲技飛行をJpeg連写した合間の写真で、820万画素のJpeg画像から画素数を減らすときに設定を間違ったようです。


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  1. 2008/08/12(火) 10:12:29|
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2008年夏・北海道1(蕎麦)

会社の夏休みで、一時帰宅中。
同じ時期に、帰省中の友人に誘われ、さっそく写真撮影に出かけることに。午前6時出発とは普段であれば遅すぎる時間ですが、私は移動の翌日、お友達は長距離運転の直後ということで、お互い妥協の出発時間となりました。

画像クリックで約200万画素相当の写真の写真が、別窓でご覧いただけます。



20080810 ソバ畑の夏
EOS20D / EF 17-40mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F8 (露出補正+0.7EV 1/400秒) RAW現像 DPP3.2 スタンダード

撮影順ではないのですが、自分自身が撮りたかった「そこいら辺の風景」を2008年の夏休みの撮影の1枚目に持って来ました。PLフィルタ効かせすぎだと、ある方には怒られるかもしれませんけど、青空・雲・地上の白、夏の北海道の田園地帯ならではの色彩です。



20080810 地上の雲
EOS20D / EF 17-40mm F4L USM / PLフィルタ
ISO400 絞り優先AE F16 (1/125秒) RAW現像 DPP3.2 スタンダード

ソバの花の塊が千切れて雲になったように見えました。遠くから見ると、花どきのソバ畑は薄緑色の霞がかかったように見えるのですが、下からあおってみると別の世界でした。RAW現像のため、撮影した写真をチェックしていて撮像素子に非常に大きなゴミが沢山ついていて大変だぁと思いました。普段はあまり絞り込むことがないので、目立たなかったのか、それとも撮影意図優先でバンバン、レンズ交換をしているので土ぼこりが入ったかなぁとか思いました。しかし、連続して撮影しているAEBのコマであったりなかったり。確かに、撮像素子のゴミの写りこみも少しはあるようですが、大部分は空を飛ぶトンボ(ナツアカネ)のようです。Digtital Photo Professionalで現像時にゴミ取りの処理をしようとして、ピクセル等倍に拡大したら、ゴミには羽が4枚ついていました。



20080810 ソバの花
EOS20D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F5.6 (1/1000秒) RAW現像 DPP3.2 スタンダード

ソバの花を接近して撮ると、こんな感じです。白い小さな花が集まっているのです。花弁の中心に緑色があるので、遠めに見たときに純白ではなくうっすらと緑がかった白色の霞にみえるのでしょう。

この日、早来の鶴の湯温泉の池の様子を見たあと、千歳市泉郷~東千歳~長都~釜加のあたりを適当に走り、総撮影枚数は680枚。枚数が多いのは、一カット3枚セットのAEB撮影をほとんどのカットでしているため。それに加えて、この日、航空自衛隊千歳基地で開催されていた航空祭に参加していたブルーインパルスが曲技飛行をしながら牧場風景を撮影していた頭上を飛び交うこととなり、Jpeg記録のみに切り替えて高速連写でジェット戦闘機を追いかけてしまい、豆粒ほどの飛行機を沢山たくさんタクサン撮ってしまったためでした。

東京でさんざん撮ったから、少し飽きてるなぁとか思いながらも、長靴に加え、新兵器「釣竿」を持参してハスも撮ってます。家族とPCの奪い合い?をしながら、順次アップできれば良いと思います。

  1. 2008/08/11(月) 17:07:18|
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東村山市北山公園のハス(最後かな)

明日は、たぶんブログの更新は出来ないと思います。夏期休業を前に、会社にも色々とやることがあるのです。例えば夏休み前の開発状況を報告書にまとめて、上の方と顔を合わせないうちにメール添付で送付して、さっさとずらかってしまう(メール)打ち逃げとか、夏期休業突入直前恒例の組合主催の大ビール大会とか・・・・・・

てな訳で、花菖蒲の時期からロケハンや開花様子見を含めて2ヶ月以上に渡って楽しませてくれた東村山市北山公園の大賀ハスの姿もこれが最後になると思います(明日もアップしてたら済みません。先に謝っておきます)


20080802 望遠之中距離蓮乃花
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM
ISO400 マニュアル露出 F5.6 1/1000秒 RAW現像 DPP3.4

暑さのゆえか、今年は北山公園のハスは生育が悪かったそうです。毎朝のように散歩に来ている方や、公園の管理をボランティアでしている方から聞いたお話です。葉の丈も短めだそうです。花の咲き始めも遅く、例年だと8月に入ってからこんなに咲いていることは例外中の例外という話を聞きました。




20080802 垣間見蓮乃花
EOS20D / Tamoron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO100 絞り優先AE F3.2 (1/1000秒) RAW現像 DPP3.4

アーチ状の葉の向こうに花を捉えられないかなぁと思いました。三脚マンフロット#190のセンターポール水平差しが活躍した構図です。




20080802 望遠接写蓮乃尻
EOS20D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO100 絞り優先AE F5.6 (1/250秒) RAW現像 DPP3.4

先ほどExif情報を確認するまで、EF 70-200mm F4L USMにケンコーのユニプラスチューブを咬ませて撮った「なんちゃってマクロ撮影」だと思っていました。」 思ったところより1cmぐらい後ピンのような感じです。

  1. 2008/08/07(木) 21:52:06|
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これでもか・・・蓮華


はすの花以外の写真でブログネタはないかと少し探しましたが、撮りっぱなしになっていた、とある日曜日の夕食調理課程の写真ぐらいしかなく、開き直って蓮の花を続けることにします。厳密に言えば、一寸変わったヒマワリの写真もご紹介したいのですが、それは現在、ひたちなか市の小口写真事務所さんで開催中の「みんなで写真展」に参加させて頂いているので、小口写真事務所さんのブログでの掲載が終わってからにしたいと思います。



20080802 蓮華
EOS20D / EF 17-40mm F4L USM
ISO100 絞り優先AE F5.6 (1/400秒) RAW現像 DPP3.4 (スタンダード)

ということで、蓮の花をこれでもかと続けてみます。90mmマクロで近接撮影したり、70-200mmでの望遠撮影ばかりでしたので、8月2日の最後は換算28mmでギリギリまで寄って見ました。霞がかかったような薄曇りの空でした。こういう構図の時には青空が良いですね。普段は、曇れだの小雨になれだの言っているくせに、我が儘な撮影者です。



20080802 蓮華広角接写
EOS20D / EF 17-40mm F4L USM
ISO100 絞り優先AE F5.6 (1/320秒) RAW現像 DPP3.4

ハスの花だと、マクロか望遠で花を引き寄せるばかりで、広角で寄るというのはやったことがなかったのです。2枚目は、私にとっても少しばかり新鮮な構図です。
この1ヶ月近くに渡って撮影を楽しませてくれたのは、東村山市の北山公園のハスです。今年は生育が遅れて、花の時期もだいぶ後にずれ込んでいるそうです。先週の土曜日も、まだ蕾がたくさんあったので、今週末も楽しめるかも知れません。

私は、今週末から夏休みで北海道へ帰宅となりますが、例年通りだと蓮撮りが一番の時期。もしかすると2ヶ月に渡って、このブログは蓮の花に占拠されるかもしれないと思ったりしています。
  1. 2008/08/06(水) 22:53:27|
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蓮の花には惹れる


20080802 蜜蜂就労蓮乃花
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM
ISO400 F5.6 1/250秒 RAW現像 DPP3.4

ハッチのママは何処に行ったの?




20080802 入射光式露出計で蓮乃花
EOS20D / Tamorn SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO100 マニュアル露出 F3.5 1/640秒 RAW現像 DPP3.4

セコニック・スタジオデラックスL-28cが示した露出で撮影。


  1. 2008/08/04(月) 21:43:00|
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蓮の雫

2008年8月2日の土曜日の朝、午前3時30分にセットした目覚まし時計を止めたまま、一時間以上経ってから起きました。天気予報の通り雨にはなりませんでしたが、湿度の高い薄曇りの天気だったので取りあえずということで自転車に乗りました。出遅れの感はぬぐえません。




20080802 朝露
EOS20D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F8 (1/40秒) RAW現像 DPP3.4(現像時-0.7EV補正)
7月の中旬以降、まともな雨の記憶がありません。休日に空が少し暗くなり、雷の音が聞こえて少し風が強くなり、これはざぁっと一雨来るかなぁと思っても、それだけでお終い。前にも書いたように、蓮の花にしっとりと雨の水滴が欲しいのですが、遂にその機会はなく東京都西部の蓮撮りは終わってしまいそうです。



20080802 しずく
EOS20D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F8 (1/60秒) RAW現像 DPP3.4(現像時 -1EV)
湿度の高い朝であったので(恐らく気温25℃を下回らなかった)暑さの残る朝でも、探せば朝露の雫が少しだけありました。晴れた日が続いていて、蓮の葉にも土埃が載っていたのか、折角の雫が土埃を抱き込んでいて汚れているのが多かったのでがっかりもしましたが、やっと朝日に輝く雫を見つけました。



20080802 蜘蛛の糸
EOS20D / EF 70-200mm F4L USM
ISO400 マニュアル露出 F8 1/320秒 RAW現像 DPP3.4
蜘蛛の巣が逆光気味に差し込む朝日に光っていたのですが、よく見ると水滴を纏っている蜘蛛の巣模様の上に更に蜘蛛の巣が張られています。糸が切れて蓮の葉に張り付いてしまった蜘蛛の巣に水滴が光っているのでした。恐らくは、壊れてしまった巣の上に、新たに蜘蛛が巣を張ったのだと思います。この日は、単体露出計修行の第2弾ということで、入射光式のセコニック・スタジオデラックスL-28cを使ってみるのがテーマでした。先日、手の届く距離の花もスポットメータで計っていたので、この日はスタデラで計れるのものはスタデラで計ろうと思っていたのでした。多分、露出計の出た目は1/500秒で2/3段アンダー側に振ったコマではないかと思うのですが、記憶が定かではありません。
葉っぱの雫以外にも、ちゃんと花を撮ってます。それは今週の平日にアップできるでしょうか。

今日の日曜日も、午後からは暴力的に暑い日でした。午後に直射日光が差し込むネグラの部屋には風も通らず、室温35℃に近くなり、電車に乗って避暑をすることにして、代々木まで行きました。代々木駅西口を出て目当ての中古屋さんはシャッターが降りていて肩すかし。新宿西口まで歩いて戻り、3軒をハシゴ、中野と吉祥寺にも途中下車。やはり寒冷地仕様の我が体には、尋常ではない暑さだったのか軽い頭痛。帰宅後、エアコンの冷気を浴びながら、冷えたビールもどきをのみ、室温が28℃まで下がって暫くして頭痛が消えた次第。今週を乗り切れば、夏休みで北海道に戻れるのでそれだけを励みに明日からのお仕事をこなしましょう。最重要課題は、技術・開発・研究・設計という本業とは関係の薄い政治的な面だというのが面倒と言えば面倒!!!
  1. 2008/08/03(日) 23:00:17|
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明日も・・・ハスかなぁ


20080727 開花前
EOS10D / Tamron SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F8 (1/60秒) RAW現像 DPP3.4
開きかけのハスの花を覗き込んでみましたが、ステージを取り囲んだ群衆という感じの風景でした。ムーミンのアニメに出てくる名前の解らない奴にも似ている感じがします。



20080727 隙間
EOS10D / Tamorn SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO400 絞り優先AE F3.5 (1/1000秒) RAW現像 DPP3.4

やっと一週間がおわり、、、雨が欲しいと思うのですが、明日も期待薄。明後日も期待薄。雷・土砂降りは困りますが、雨雫に濡れたハスを撮りたいのです。早起きができたら明日の朝も出動してみましょうかね。



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  1. 2008/08/01(金) 22:17:52|
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やっと終わった単身赴任生活。いま撮影対象と場所と方法の再構築中。主力はEOS5D-mk2。他にEOS20D。最近、E-PL1が加わりました。


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